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ベトナム

日本の介護業界では現在、多くの外国人が活躍しています。なかでも最近多いのが、ベトナム人の技能実習生です。ベトナムについて知りたい方必見。ベトナム人の人口や宗教、介護との親和性について解説しています。

概要

参照元HP:外務省(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vietnam/data.html)

仏教の文化・慣習

日本になじみの深い宗教

ベトナム人の多くが信仰する仏教は、釈迦を開祖とし、仏となるための教えをとく宗教です。キリスト教、イスラム教とともに三大宗教のひとつに分類されます。

仏教徒は世界各地に存在しますが、その9割以上がアジアに分布しており、ベトナムのほか中国や日本、ミャンマーやカンボジアなどアジア各国で信仰されています。日本にも仏教の教えはいたるところに存在し、日本人にとっても馴染みのある宗教だといえます。

しかし、同じ仏教でも宗派や国によって食や慣習に対する意識が異なります。ベトナムでは主に大乗仏教信仰している国民が多いのが特徴です。

ベトナム人の仏教に対する考え

ベトナム人の多くは仏教徒ですが、複数の少数民族から構成される民族国家であるベトナム。実際には仏教に儒教や道教が混ざり合っているケースもあります。

ベトナムといえば寺院が有名ですが、寺院でのお祈りはベトナム人の慣習だといえます。また、仏教の食生活は、一般的に殺生や生き物を傷つけることを慎むという教えがあります。しかしながら肉食をする人も多く、宗教によって職に対する意識は異なります。

厳格な場合は食生活も修行の一環ととらえ、肉食を避けるケースもあるようですが、これらは僧侶や熱心な信者に限定されます。

介護業界との親和性

少数民族が集まって構成される民族国家であるベトナム。最近は国内でもベトナム人の技能実習生が増えており、人手不足の介護業界においても重要な働き手として注目されています。

ベトナム人にとっても日本の給与水準は魅力的であることが多く、これから日本にやってくるベトナム人はさらに増えると予想されます。

一方でベトナムと日本では仕事に対する考え方が違うともいわれており、ベトナム人の働き方に対する意識を理解しておくことが必要だとも言われています。

ベトナム人の特性

親日家が多い

ベトナム人の多くは親日家であり、日本に対して好印象を持つ人は多いといわれています。日本にやってくるベトナム人は素直で真面目な人が多いといわれ、業務を覚えようとする向上心のある人も目立ちます。

実際、ベトナムではIT分野を取り入れた教育が強化されている背景もあり、ITスキル高い人材が多いのが特徴です。

また、発展途上国として教育やスキルアップに力を入れていることもあり、識字率の高さもポイントです。

受け入れ側も、真面目に業務を覚えようとする姿に好印象を抱く人も少なくないでしょう。

ベトナム人だけでコミュニティを
形成しがち

来日を目指すベトナム人は、日本へくる前に訓練校日本語を勉強してから来日します。そのため、基本的な会話ができる人が多いのですが、なかにはコミュニケーションで苦労する人もいます。

勉強熱心なベトナム人といえ、短期間の勉強で複雑な日本語を覚えるのは至難の業でしょう。コミュニケーションがうまくとれない場合、業務に支障がでることも。

また、複数のベトナム人がいる場合はベトナム人だけでコミュニティを形成することも多く、日本人との間に隔たりを感じることも。

こちらから積極的にコミュニケーションをとる姿勢を持っておくと相手も心を開いてくれるでしょう。

ベトナム人を受け入れるときの
注意点

親日家が多く、素直で真面目な国民性のベトナム人。日本で活躍するベトナム人も増えており、介護業界においてもますます重視される人材です。しかし、なかにはベトナム人を低賃金で雇用するなど過酷な労働環境を強いる企業もあります。

その結果失踪するケースもあり、受け入れ側はきちんと待遇面整備する必要があります。

また、コミュニケーションに不安がある場合も、放置せずスタッフみんなでフォローすることが必要です。