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~鳥取県特集 VOL.04~

Heidy's Diary VOL.20
~鳥取県特集 VOL.04~

外国人介護人材の“リアル”をお届け!

“ここで働き続けたい”
が生まれる
鳥取県の介護現場

VOL.20 鳥取県特集

『Heidy's Diary 鳥取県特集』では、本事業の利用有無にかかわらず、県内で活躍する外国人介護人材や受入れ法人様をご紹介しています。

外国人職員が“定着できる県”へ!
そのヒミツをここでお伝えします

今回取材したのは、鳥取県倉吉市にあるグループホームひまわり昭和町さんと、グループホームひまわり昭和町 IIさんです。この施設では、法人全体で約20名の外国人職員が働いています。技能実習生は、全員が特定技能へ移行。定着率はとても高いそうです。なぜ、定着率が高いのか、その理由を探りました。今回で最終号となるHeidy's Diary鳥取県特集のを是非、最後までご覧ください!

施設外観
グループホームひまわり昭和町Ⅱさん
ターさんとウィンさん

「ゴミの分別にびっくり!」

「日本は、きれいで、ちょっと厳しい国だと思っていました。」そう笑いながら話してくれたのはウィンさん。「時間とか、ルールとか、ちゃんとしている国だなって。」ターさんも続けます。「でも、それは悪い意味じゃないです。しっかりしている国、というイメージでした。」

実際に来日して驚いたことは?「ゴミの分別です!」(即答)「え?こんなに分けるの?って思いました(笑)」今ではもう慣れたそうですが、最初は本当に大変だったとか。厳しさの中にある“秩序”。それが、今では安心感につながっているそうです。

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丁寧に介助するターさん

「鳥取は好きですか?」と聞くと・・・

「鳥取は静かで、落ち着いていて、好きです。」二人とも同じ答えでした。食事介助の様子を見ていると、彼女たちの自然な「一緒にやりましょうか」という声かけに、利用者さんの表情がふっと和らぐのがわかります。傍で見守る私まで、二人が放つ明るさとやわらかさで、その場の空気がじんわりと温かくなるのを感じました。

休日の過ごし方を尋ねると、「スーパーに行きます(笑)」「動画を見たり、日本語の勉強をしたり」と、等身大の答えが。派手な毎日ではないけれど、彼女たちは今、目の前の仕事と自らの成長に、まっすぐ向き合っています。

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利用者さんに声かけをするウィンさん

「介護福祉士、取りたい!」

移乗介助の場面で、二人の動きに思わず目が止まりました。明るく、迷いがなくて、利用者さんに自然に寄り添っている姿がとても印象的でした。「名前を呼んでもらえるとうれしいです。」「“ありがとう”って言われると、もっと頑張ろうと思います。」そう話す二人は、とてもいきいきしていました。

そして、「介護福祉士を取りたいです。」「10年くらい、日本で働きたいです。」来日してまだ1年半。それでも二人は、もう「教えられる人」ではなく、「支える人」として現場に立っていました。二人がいることで、利用者さんの表情がふっとやわらぐ。その理由が、少し分かった気がして、私も嬉しくなりました!

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外国人介護人材が働く
鳥取県の介護施設責任者に質問!

答えてくださったのは…
管理者・課長 生部さん

管理者

Q 定着に悩む施設へ、まず大切にしてほしいことは?

「特別なことじゃないんです。日本人と同じように接すること」そして、“できないのは当たり前”と思えるかどうか。あと、方言を使わないことですね(笑)。標準語で、ゆっくり、分かりやすく。これだけでも全然違います。

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ヘイディの気づきと学び

ヘイディ

「10年働きたい」と迷わず言える。 それは制度が整っているからだけではなく、日々の声かけや小さな気づかい、失敗を受け止めてもらえた経験の積み重ねがあるからだと思います。

「ここで働き続けたい」という気持ちを育てていく。未来は、安心の中から生まれるのだと感じました!

外国人介護人材 が働いている
鳥取県倉吉市
グループホームひまわり昭和町にインタビュー!

インタビュー

まずは、文化を知ることから

今回の取材でまず印象に残ったのは、「文化を知ることの大切さ」でした。ミャンマー出身の職員について、言葉だけでなく、考え方や生活背景まで理解しようとしている姿勢が伝わってきました。違いを前提にするのではなく、「知ろうとすること」から始めているのが印象的でした。「知らないまま関わるのではなく、まず知ることから」その積み重ねが、不安を減らし、安心して働ける環境につながっているのだと感じました。

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判断できるまでゆっくり育てる

介護は、状況に応じた判断が求められる場面の連続です。利用者さん一人ひとりで対応も変わるため、その難しさを改めて感じました。だからこそ、すぐに任せるのではなく、時間をかけて育てることを大切にしているそうです。「教えるだけでなく、一緒にやる」その言葉がとても印象に残りました。隣で支えながら経験を積み重ねることで、少しずつ判断できる力が育っていくのだと思います。焦らず育てる関わり方が、現場にしっかり根付いていると感じました。

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定着に繋げるために、何をしていますか?

定着の理由を聞くと、「生活の充実」という言葉が出てきました。仕事だけでなく、日々の暮らしが安定してこそ、安心して働き続けられる。そうした考えが、現場の中にも自然に根付いていると感じました。そしてもう一つ印象的だったのが、「日本人と同じように接すること」特別扱いするのではなく、一人の職員として対等に関わる。その自然な距離感が、信頼関係をつくっているのだと思います。その積み重ねが、「ここで働き続けたい」という気持ちにつながっていると感じました。

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未来への第一歩


ターさん
ターさんは、日本の清潔さやルールの整った環境に魅力を感じ、日本で働くことを決意しました。実際に来日してみると、街のきれいさや生活のしやすさに驚いた一方で、ゴミの分別など細かなルールには戸惑うこともあったといいます。

介護の現場では、利用者さんと接する時間を何より大切にしており、「名前を呼んでもらえること」や「ありがとう」と声をかけてもらえることが、大きなやりがいにつながっています。その言葉が、もっと頑張ろうという気持ちにさせてくれるそうです。

日々の仕事を通して少しずつ自信をつけながら、将来は介護福祉士の資格を取得することを目標にしています。そして、10年は日本で働き続けたいという強い思いを持っています。そのまっすぐな目標に向かって、ターさんはこれからも一歩ずつ成長を重ねていきます。

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ウィンさん
ウィンさんは、日本で働くことを「大きな挑戦」だと感じながら来日しました。不安もありまし たが、それ以上に「成長したい」という強い思いがありました。

実際に働き始めると、仕事は決して簡単ではなく、特に判断が求められる場面では戸惑うことも多く、今でも緊張することがあるそうです。それでも、職場の先輩から「分からないときは聞いていいよ」と声をかけてもらえたことで、安心して一つひとつ学ぶことができました。少しずつできることが増えていく中で、利用者さんから「ありがとう」と声をかけてもらえたとき、この仕事を選んでよかったと実感したといいます。

また、日本の介護現場で働く中で、チームで支え合うことの大切さも学びました。将来は介護福祉士の資格を取得し、「家族にも自分の仕事を誇りに思ってもらいたい」と話します。静かな鳥取県の町で、利用者さん一人ひとりと向き合いながら、ウィンさんはこれからも成長を続けていきます。

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ヘイディの介護ワンポイントメモ

ヘイディ

育成のポイントは、「教える」よりも「支える」こと。すぐに正解を求めるのではなく、一緒に考え、一緒にやってみる。その積み重ねが、自信と安心につながります。「できないのが当たり前」という前提で関わることで、挑戦しやすい環境が生まれます。

Heidy's Diaryとは

日本で働く外国人介護人材のリアルをご紹介する月刊誌!
インドネシア出身のヘイディが実際の介護現場にお邪魔し、外国人介護人材のお仕事や活躍の様子を独自の目線でレポートします。

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自分と同じく日本が大好きな外国人にとって、もっともっと働きやすい国にしたい。みんなの幸せが私の幸せにも繋がる!

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