外国人向けの日本語教育プログラムを提供するAOTS(海外産業人材育成協会)について調査しました。費用やプログラム例などを紹介していますので、入会を検討している方は参考にしてみてください。
AOTS(海外産業人材育成協会)の日本語教育プログラムは、試験に合格するための日本語ではなく、就労時のコミュニケーションを円滑にする日本語教育プログラムを提供しているのが特徴。
業務や研修で必要となる日本語をベースにプログラムが構成されており、現場で役に立つ言葉を学ぶことができます。
また、机上だけの勉強だけでなく、ロールプレイやプロジェクトワーク、地域住民との交流会といった体験学習が充実しているのもポイント。実際に日本語を話す機会を増やすことで、身につくスピードもアップします。
AOTSでは集団学習のほかに、受講者との個別面談を実施し、一人一人に寄り添った学習をサポートしています。
面談を通じて受講者の生活や学びに関する課題を洗い出し、その人にあった個別のアドバイスを実施。初めて日本語を学ぶという受講生には語学能力適性検査を行い、個人の能力を把握したうえで適性に応じた学びを提供してくれるため、学習に不安があるという方も心配ありません。
受講中は定期的なプレテストを行うことできめ細かく学習をサポートしています。
AOTSでは、就労中の看護・介護候補者への日本語研修のほか、国家試験対策など複数の学習プログラムを実施しています。
看護・介護研修では総合日本語学習をはじめ試験対策や就労で必要なコミュニケーション指導のほか、介護専門職として日本語の学習を行います。詳しいプランの内容についてみていきましょう。
(前略)AOTSの研修センターでは、日本人やフィリピン人だけでなく、他の外国人研修生とも交流があり、たくさんの出会いがありました。日本語の勉強だけでなく、一緒に食事をしたり、スポーツをしたりしたことも良い思い出で、研修が終わってそれぞれの職場に行くときは仲間と離れるのが辛かったです。
日本語クラスでは、文章の作り方の基本を教わったことはもちろん、看護のシチュエーションを使って会話練習をしたことはよく覚えていて、今の仕事にも役立っています。
AOTS研修ではたくさんの仲間ができて、今でも連絡を取り合っています。コロナ禍になる前は、たまに当時の仲間と会って出かけることもありました。
(中略)EPAプログラムは、日本語の学習から、日本の生活様式にどのように協調していくかまで、たくさんのサポートがあります。みなさん、いっしょにがんばりましょう!
採用した外国人介護士に長く働いてもらうためにも、プログラムを導入する上では、介護福祉士資格取得を目指せるのはもちろん、国家試験を受ける年から逆算して選ぶことも大切。
以下では、介護福祉士試験対策がある他の日本語教育プログラムを、長期で腰を据えて学ぶ通期講座と、短期で集中して対策を行うスポット講座別に紹介しています。施設で働く外国人スタッフの状況に合わせて選んでみてください。
運営 | 一般財団法人海外産業人材育成協会 |
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所在地 | 東京都足立区千住東1-30-1 |
電話番号 | 03-3888-8211 |
公式サイトURL | https://www.aots.jp/ |