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フィリピン

日本の介護業界では現在、多くの外国人が活躍しています。なかでもフィリピン人の介護士は人気だといわれています。そんなフィリピン人の人口や宗教、介護との親和性について解説しています。

概要

参照元HP:外務省(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/data.html)

キリスト教の文化・慣習

キリスト教はイエスを救世主として信じる宗教

フィリピン人の多くは、キリスト教だといわれています。キリスト教はイエスを救世主とする宗教で、とくにヨーロッパ、アメリカ大陸に信者が多いのが特徴です。

アジアの国であるフィリピンの人々に、なぜキリスト教徒が多いのか。それは、過去にフィリピンがスペインによる植民地支配を受けていたという背景があります。その影響から、独立したいまでもキリスト教信者が多くを占めているのです。

ちなみに、フィリピン人のなかにはキリスト教のほか、イスラム教を信仰している人もいます。

キリスト教の慣習や食生活

フィリピンでは、多くの人が日曜日礼拝にいくのはもちろん、毎日決まった時間にお祈りをする慣習もあります。教義に忠実なカトリック教徒が多いことから、来日しても慣習を続けたいと求める人もいるでしょう。

また、食生活において、キリスト教は食に関する禁止事項はほとんどないと考えられています。そのため、自由に食事を楽しむ人が多いでしょう。救世主であるイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスはとりわけ大事なイベントであり、家族と過ごす大切な日です。

フィリピンのクリスマスシーズンは9月から始まり、世界で一番長いクリスマスともいわれています。

介護職種との親和性

フィリピン人は、介護業界でも人気の国です。それはなぜかというと、フィリピン人の穏やかな国民性だといわれています。もちろん、ひとりひとりに性格の違いはありますが、フィリピン人は「親切」「社交的」な性格である人が多いのが特徴です。

高齢者の食事や入浴のケアを行う業務では、「親切さ」はとりわけ重要な要素ではないでしょうか。

また、フィリピンには「フィリピーノ・ホスピタリティ」という独自のおもてなしの心があり、知らない人であっても困っている人には手を差し伸べるという文化が根付いています。

日本文化にも通じるところがあり、介護業界との親和性は高いといわれています。

参照元HP:株式会社ケイエスケイ(https://www.ksk-k.com/column/20210408_1761/)

フィリピン人の特性

親切な人が多い

さきほども説明したとおり、フィリピンには独自のおもてなし文化が根付いており、基本的に親切な人が多いです。キリスト教の教えもあり、困っている人には手を差し伸べるという親切心を自然と持っているようです。そのような背景から、介護業界のような人の助けになる仕事との親和性は高いと言われています。

また、フィリンピン人は日本で働く割合も高く、日本語を話せる人が多いのも特徴。基本的な日常会話は来日前に勉強してくるので、コミュニケーションも問題ないでしょう。

社交的である

フィリピン人は社交的で、気軽に話せる雰囲気を持つ人が多いです。

初対面でもオープンに話しかけてくれるので、日本人にとってもコミュニケーションがとりやすく、ありがたい存在になることも。また、その社交性の高さで利用者にも臆することなく接し、活発なコミュニケーションが期待できます。

積極的に会話をすることで日本語の上達スピードも上がるだけでなく、高齢者の脳の活性化にもつながるでしょう。

フィリピン人を受け入れるときの注意点

親切で社交的な国民性を持つフィリピン人は、介護業界でも人気の国です。労働意識高く、高齢者との相性もいいでしょう。

受け入れを検討している場合、宗教に基づく慣習を理解しておくことが大切です。フィリピン人はキリスト教のなかでも教義に忠実なカトリック教徒が多く、熱心な信仰を行う人もいます。

お祈りの時間やクリスマスの業務について調整を要求された場合、本人の意思を尊重し、これらの時間を確保してあげることが大切です。そうすることで、スムーズな信頼関係を構築することができるでしょう。