共に業界の未来を担う外国人介護人材メディア『ケア・いろ』 » 外国人介護人材の受け入れに関するトピック » 費用はどれくらいかかる?

費用はどれくらいかかる?

外国人介護職員を受け入れるための費用の、内訳と相場をご紹介します。受け入れ費用は、在留資格の種別や、職員の出身国によって異なります。また、どこまで外部委託するかによっても違ってきます。

目次
全て表示する

特定技能制度で受け入れる場合の費用相場

特定技能1号の介護職員を受け入れる際に必要となる費用は、採用のための費用と在留資格の申請や義務的・任意的支援に関する外部委託費、職員本人の渡航費や住居準備と人件費に分けられます。

特定技能1号の受入費用は、採用義務的支援外部委託するかどうかによって大きく異なります。

採用費用

在留資格申請費用・登録支援機関の
委託料

※特定技能1号の介護職員を受け入れる際には、在留資格の申請(変更)のほか、生活環境を整えたり日本語教育を行ったりといった「義務的支援」を行う必要があります。義務的支援の内容は多岐にわたるため、多くの介護施設では、登録支援機関業務委託しています。

渡航費用・給与・福利厚生費など

参照元HP:介護の人事労務ナビ(https://care-infocom.jp/article/15774/)

技能実習制度で受け入れる場合の費用相場

技能実習生を受け入れるには監理団体への入会が必要で、監理料を継続的に支払うことになります。監理団体によって費用の配分に差があるものの、多くの場合、給与や福利厚生費などを除く3年間の受け入れ費用総額は200万円前後となっています。

入国前に必要な費用

入国後に必要な費用

実習開始後に必要な費用

参照元HP:全日本病院協会【PDF】(https://www.ajha.or.jp/hms/trainee/pdf/210412_1.pdf)

参照元HP:関東介護サービス事業協同組合(https://kanto-kaigo-sbc.jp/payment/)

参照元HP:国際技能実習振興センター(https://itpc-japan.org/cost/)

参照元HP:全日本病院協会(https://www.ajha.or.jp/hms/trainee/kanri.html)

EPA制度で受け入れる場合の
費用相場

EPA介護福祉士候補生制度は、公益社団法人 国際厚生事業団(JICWELS)が調整機関として管理しており、費用はJICWELSの定めによります。給与等を除く受け入れ費用は、国家資格取得時期や出身国によって異なりますが、4年間で90万円前後となります。

JICWELSに支払う費用
(研修費を除く)

送り出し国に支払う費用

介護導入に関する費用

候補生本人への支払い

参照元HP:国際厚生事業団【PDF】(https://jicwels.or.jp/files/EPA_tesuryo_2019.pdf)

まず各制度の違いが知りたい!そんな方は...

外国人介護人材の受け入れには、上記のように各制度・資格種別によって料金が異なります。 それぞれの制度の違いを、以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

各制度の違いやメリットを詳しく見る