こちらの記事では、外国人介護人材を採用したいと考えている方向けに、求人媒体の種類について解説を行います。「採用課金型」「掲載課金型」「無料求人広告」「ハローワーク」の4種類についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
採用課金型の求人媒体とは、採用が確定するまで費用がかからないタイプの求人媒体です。求人広告掲載や募集活動を行っている時点では料金は発生せず、採用が確定した時点で料金が発生するために、時間をかけてじっくりと人材を見極められる点、また求人活動のコストを圧縮できる点などがメリットです。
その反面、大量に人材採用を行いたい場合は逆にコストがかかります。さらに、採用が確定すると料金が発生する点から採用ハードルが上がる可能性も考えられます。
掲載課金型は、求人広告を掲載した時点で料金が発生するタイプの求人媒体を指します。この場合、料金は広告タイプや掲載する期間などによって決まるケースが多いといえますが、何人採用を行っても料金が変わらないために複数人採用を行いたい場合にメリットがある方法といえるでしょう。
ただし、求人広告掲載後、応募数が0人だったとしてもコストが発生する点はデメリットといえます。
無料広告求人とは、その名の通り無料で求人広告を掲載できる媒体を指します。求人媒体の中には無料で利用できるものも多く用意されており、予算をかけずに求職者にアプローチできるメリットがあります。
その反面、求人広告の原稿は基本的に求人を出す企業側で作成する必要があることも多く、また広告の文字数に制限がある場合も見られます。また、多くの企業が無料の求人広告を利用しているために競合が多くなり、自社の求人広告を目立たせることが難しいなどのデメリットも考えられます。
ハローワークとは、日本全国に広がる公的な職業安定所であり、企業と求職者を結びつける役割を持っています。ハローワークを通じて募集や採用選考を行う場合には、事業所登録と求人申込手続きを行いますが、外国人採用の場合も同様の手続きが必要となります。
ハローワークを用いて採用を行うメリットは、まずコストがかからない点が挙げられるでしょう。ただし、一般的な求人サイトと比較すると掲載できる情報が限られている、他社との差別化がしにくいなどの面もあります。