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Heidy’s Diary! VOL.01

外国人介護人材の“リアル”をお届け!

マヤさん・ベラさん・リスマさん

特集入職12ヶ月目の1日に密着!
外国人介護人材は、12ヶ月で何ができる?

インドネシア人介護士の介護現場レポ

埼玉県久喜市の介護施設「全研リビング」で元気いっぱいに働くインドネシア出身の介護士、リスマさんとベラさん。揃って入職12か月目の仲良し2人は、介護士として何をどこまでできるのでしょうか

ベラさん

ベラさん

趣味は編み物、歌うこと。盛り上げ上手で、別名はレクマスター!

リスマさん

リスマさん

趣味は料理。親しみやすさを活かし利用者様のニーズを常に把握!

とある1日の流れ

6:30 早番出勤 今日の早番はリスマさん!断食期間だからちょっと大変そう
7:00 起床 利用者様の状況をお1人ずつ確認しながら声掛けします!
9:00 入浴介助 入浴介助は利用者様とゆっくりおしゃべりできる(。・ω・。)ノ♡
10:00 利用者様との朝礼 今日の食事メニューやレク内容、1日の流れを説明!体操で閉め~
10:30 オムツ交換 現地とパッドの種類が違うから最初は戸惑い…でも慣れました!
11:30 昼食準備・口腔体操
12:00 昼食配膳・食事介助 毎食事の準備から配膳、介助まで、すべてやりこなせます!
13:00 休憩時間 普段はお祈りしてからお弁当だけど、断食中だから睡眠…
14:00 レクレーション
15:00 おやつタイム
17:00 夕飯準備・配膳・食事介助
18:00 退勤 日本語勉強 退勤後は、介護福祉士を目指すための日本語を勉強中!
1.起床
起床

声掛けの壁を乗り越えたー!

目覚めって大事ですよね。利用者様もそう。ただ起こすだけではなく、体調も確認しないといけません。最初は先輩たちを真似してばかりでしたが、勉強したことを一つずつ実践しながら、だんだん自分の言葉で声掛けできるようになりました。

ヘイディの注目!

どんどん自分の言葉で話せるようになるよ!

2.入浴介助
入浴介助

同時作業も難なくこなせる♪

お風呂の準備を整え、利用者様をお風呂場へお連れして脱衣と入浴をお手伝い。「介助しながら利用者様の状況を確認し、お話もして…最初は全然余裕がなかったです。でもお一人お一人のことを知っていくことで、今はとても楽しい時間になりました!」とリスマさん。

ヘイディの注目!

先輩の指導を経て、入浴介助は5ヶ月目から担当!

3.申し送り
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漢字も手書きできちゃいます

最初はカタカナも苦手だった2人ですが、今は漢字も混ぜて記述できます。 実は今日の夜勤担当だったマヤさんも、入職12か月目の外国人介護士の1人。職員に共有する前に、手書きメモを先輩に確認。知らない言葉は先輩が漢字と意味を教えてくれました。

4. 日本語勉強
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「介護福祉士」取得を目指して!

退勤後は、毎日の動画レッスンと週2回のライブレッスンで勉強。外国人介護人材向けに作られた介護福祉士国家資格を目指すための日本語教育プログラム「ZENKEN NIHONGO 介護」を受講中。仲間と一緒に学習を進める学習形式だから、途中でくじけません!

外国人介護人材が働いている
介護施設長さんの本音インタビュー

ヘイディのインタビュー

外国人職員は入職直後と今とでは何が変わりましたか。

「入職時と比べて、今は目の前の1つ1つのことの意味を理解できていますし、やるべきことも頭に入っていてちゃんと動けています。自分で動けるので指示もしやすくなりました。まだまだ成長が楽しみですね」(小室さん)

「日勤も早遅番の業務も全部できるようになりました。指示がなくても自分で動ける。日本語で上手にお話もできるし、筆記の誤字も少なくなりました。利用者様を誘導できるようにもなりました」(米ヶ田さん)

初めての外国人職員採用はどんな不安がありましたか?

「日本の風習や介護の仕事になじめるかな、と不安でした。ですが全員ネガティブな様子は一切なく、いつも明るく前向きでいてくれるのでとても助かっています」(棚谷さん)

「言語や文化の違いなんてなんのその、利用者様との関係も良好でとても可愛がって頂いています!」(小室さん)

外国人職員を採用してよかった点は何ですか?

「皆明るくレクレーションも楽しそうにするので、施設の雰囲気が非常に良くなりました。また、外国人職員に教えるために現場のあるべき基礎ややり方などを再確認することもできました。経営面でも、早番・日勤・遅番の派遣を削ることができました。現在は夜勤の研修中。1人で夜勤もできるようになれば人件費の大幅な削減に繋がるので、大助かりです」(棚谷さん)

外国人職員の教育で大事なことは?

「育成のマニュアル化のためには教育担当の役割が非常に大事。教育担当全員が“彼女たちを成長させるぞ”という思いが強く、そのおかげで育成がスムーズに進んでいると感じます」(棚谷さん)

ヘイディの介護ワンポイントメモ

ヘイディ

外国人職員の育成体制や働きやすい環境をつくることがポイント!定着すればコスト削減にも繋がります★

未来への第一歩
日本で働く外国人介護士にインタビュー

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今回お話をお聞きしたのは、日本の介護施設「全研リビング」で介護士として働くマヤさん。最近夜勤デビューも果たし、できる業務の幅が広がっています!

マヤさん

インタビューさせてもらったのは
インドネシア出身のマヤさん

趣味は旅行。真面目で誠実、いつも頼りになる存在!

介護福祉士になりたい一番の理由は、
「日本でずっと働きたい」から。

私が日本で介護士として働き始めて12ヵ月が経ちました。最初は言葉がちゃんと通じるか、職員の方々や利用者様とコミュニケーションが取れるか心配でした。でも12ヵ月経って、仕事は大変だけど、楽しいです。施設の皆さんが優しく教えてくれるからです。

また、休日には季節のおいしいものを食べに行ったり、いろいろな体験をしに出掛けています。プライベートも充実させられている分、仕事も頑張れます。

いま、介護福祉士になりたいと強く思うようになりました。資格取得を目指す一番の理由は、「日本でずっと働きたい」からです。

日本語については毎日、退勤後に動画レッスンを受けているのと、週2回は介護福祉士や日本語教師の資格を持っている先生の授業を受けています。仕事のことや楽しかったことなど先生といっぱい話せて、楽しみながら学べています。今年はN2合格を目指します!

ヘイディの編集後記

日本で働く外国人介護人材のリアルをご紹介する月刊誌! インドネシア出身のヘイディが実際の介護現場にお邪魔し、外国人介護人材のお仕事や活躍の様子を独自の目線でレポートします。

ヘイディ

ヘイディ

自分と同じく日本が大好きな外国人にとって、もっともっと働きやすい国にしたい。みんなの幸せが私の幸せにも繋がる!

ベラさん

今月のナイスショット!

利用者様と仲良しのベラさん♪
ベラさん退勤時「帰っちゃうの?」と寂しそうな利用者様の声が!

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